2008年11月9日日曜日

俺のじいさん

電話でおふくろの友人がすい臓がんでお亡くなりになったとの事。 この友人の母は俺が幼いころから知っている人で とてもやさしい良い人だった。  

俺のおじいさんは中学2年の時に亡くなったが それまで色々な話を聞かせてくれた。  

脳梗塞で寝たきりだった「じい」の横でいつも俺は もらいものの「タミヤの戦車・兵隊」で遊んだものだ。 (たまにシビンを取り換えたりしたが、そこから福祉のキャリアが始まったかも) 
俺は「博識な」おじいさんが大好きだった。  

「人の寿命はロウソクの火が付いているように毎日減っていき、長さもきまっているんじゃ」 「四苦八苦という言葉がある。生まれる苦しみ、病の苦しみ、老いる苦しみ、死ぬ苦しみじゃ」 「生まれるオギゃーという赤ん坊の声は、生まれた悔恨の声じゃ」幼稚園児には重くウンチクあるお言葉だ。もしかして自分に言い聞かせていたかもしれない。

後で解釈すると「人生の無常」と「限りある命を燃焼して生きるんだ」という メッセージだと思う。 もし、生きていたらもっと深い話ができたと思う。  

死去する夜 「俺はあの星になるが、ずっと空から見ているぞ」 だから、墓参りしてもそこに爺さんがいると思えない。 いつも空から見守っているから。

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障害者・地域支援センター作業所型ほっと館「ぷらすわん」で働いている「やまちゃん」です。