2008年6月23日月曜日

自分の戒律

晩飯は「カルボナーラ」

これは高校を卒業して社会人になったばかりの頃、先輩から言われた事を記載したもので、
未だ到達できない自分の「戒律」です。
(以上を踏まえての「声かけ」は~以降。)
長いので読まなくていいよ。

利用者の皆さんは時に援助者よりも人生の先輩である事もあります。 自己選択、自己決定、自己実現と、各人のプライドを尊重して、一人の人間としてつき合いながら、支えていく視点が必要となります。

「お世話してあげる」感覚ではなく、「訓練・指導する者」でもなく、 共に生きる生活者として、共存、共生の姿勢が全ての基本となります。 花みずきの基本理念にある「常にその人間的尊厳を基とし、自由と人権とプライバシーが尊重されること、利用者もスタッフも人間として平等であり、共に育ち あう」 これは旧来の職員と利用者で陥りがちな「上下関係」を破り、 対等な関係で質の高い援助を行おうとするものです。 利用者一人ひとりの人格を尊重し、その立場をより理解しようと努力し、信頼関係を築いていこうとする。そして「利用者中心の援助」を基本とし、もとめ続け る。 スタッフは

1、1人ひとりを「人」として尊重
2、やさしく、あたたかく、思いやり、包容力を持ち続け、人間性の向上に努める。
3、利用者本人や家族の立場になって考え、行動する。

以上を踏まえての「声かけ」は
1、内容:「上に行きましょう、上!」 「上」とは天国に行くのでしょうか?わかりやすく具体的に。例えば状況が作業が始まる前で、メンバーが集まって挨拶をするために作業班へ集合するなら、そ の様に説明しているか。同様に「00さん」だけで呼びかけても何の意味かわかりません。 「座ってください」なぜ座っていなければいけないか、説明してますか? ・ 理由がわからないまま、いつまで座っていないとならないか、見通しのつかない場所に自分が居る事を考えると不安にならないでしょうか。 ・ 「集中してください」の前に安心している事ができる「環境作り」の努力をしているか。フラッと出て行くのは「どうにかして!」のサインかもしれません。

2、声のトーンと強さ 「~して下っさーい」この様なちょっと違う声のトーンの声かけを聞く事があります。 こんな声のトーンで私たちは人に声をかけるでしょうか。間違いなく反感を持たれます。 利用者に対しては良いのでしょうか? 「お茶ですよ、お茶!」でお茶を勧めるでしょうか?

3、選択肢を提示しているか。 「AとBがあるけど(現状の説明)どちらが良いかな」など日常の場面で選択肢を用意しているか?自己選択、自己決定を頭に入れて声かけの機会を作れるか。

4、上から下へ、上下関係的な声かけをしない:論外です。

5、話すスピードはゆっくりと、わかりやすく。
6、わかりやすく、と指示は違う
7、相手が考えて、決定する。「心のゆとり」を持っているか。
8、内容は否定的でなく、ポジティブか。「どうしてできないの」「それ、おかしい」「うるさい」「やかましい」など否定的な言葉を受けて生きてきた人は多 いです。「いいね」「よくできてる」Etc良いところを見つけ、ほめる事。また、誰から給料もらっているか、頭においておく事。
9、いつまでも利用者がやってしまった失敗を言わない。より自信を失います。
10、 誰かを叩いてしまった、など残念ながら強く訴えなければならない時は、なるべく人の居ないところへ移動して、訴え、声かけする。理由は本人のプライドを傷 つけないため、他利用者の居る前は避ける。
11、 自分の声かけで場の空気を暗く、重苦しくしない。
12、 「00ちゃん」「00くん」について~相手はれっきとした大人です。論外。
13、 「00さん、かわいー」:年長者に使うでしょうか。これは上から下です。論外。
14、 利用者の問いかけに答えない:ネグレクトです。

その他
15、利用者の障害の状態、行動、性格、年齢で「差別」していないか、そんな発言をしていないか。 16、メモも含めて「個人の情報」が記入された文書管理を配慮しているか。(例、スタッフ・ルームや事務所の机上に朝のミーティング用紙があるなど。だい たい内容は否定的なものが多いですが、読んで傷つくような内容を晒していないか。)
17、人権侵害が簡単に生まれる「施設」に慣れない事、
18、先輩の行いは正しいわけではない事
19、とにかく、心を受け止めていく事  

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自己紹介

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横浜市, 神奈川県, Japan
障害者・地域支援センター作業所型ほっと館「ぷらすわん」で働いている「やまちゃん」です。