2008年6月10日火曜日

「実習心得」養護学校

クリーミーなソースのカルボナーラ・パスタと、バーボンを晩酌中の俺。
酒と煙草は人生の友。

今週の月曜から養護学校の生徒が実習として、作業所「ぷらすわん」に来ている。
彼の持つ障害は「自閉症」と診断されている。(一般に普遍性を持つ「障害」という言葉を使用)
一般に自閉症の方は変化に弱い。(これについて後日談ベイベー)
養護学校の生活から、急に環境のまるで違うところに行くのだから、
彼は大変、緊張が強いられることになるだろうな。
苦痛を緩和できるか、俺。
作業が彼に会うようにアイディアを総動員して
仕事がやりやすくなる器具(ジグ)を紙やクリア・ファイルをカッターで切って作る。

実習日誌を開くと「実習の心がまえ」と「実習の目標」など
書かれていた。
「おや?」

1、(心の声)自分の力を試す?挑戦を強いないでくれ。ほっといてくれ。
2、(心の声)これを書いたあなたは「釈迦如来か」か「菩薩か」?
3、(心の声)働く意味を知って、何を感じてほしいのかな?具体性が無い。意味不明。わかるように説明してほしい。」
4、(心の声)誰もが早く慣れたいでしょ。努力しろってことか。強要するんじゃねえよ。
5、(心の声)誰かに認めらるために働くの?寂しいね。

同僚のOさんと笑った。「頑張ろー」だとよ。今回、外部に出す文書は「恥ずかしい」ものは出せないな、と感じた。

知的の社会福祉従事者は「オープン・マインド」が一つの指標である(と思う)ので
より違和感を感じるのだろうか?「抑圧」から「解放へ」の歴史がありますから。
それは今後も変わらない指標でもある(たどりつけない程の理想でもある)
戦後、近江学園で先駆的試みを、必死の実践をしてきた「糸賀一雄」先生の「この子らを、世の光に」の一行に、あらゆるすべてが集約されてると思う。「この子らに」光をあてるでは無い事がポイント。

NHKブックス「福祉の思想」糸賀一雄より

で、俺は本日「主任研修会」だと思っていたが、実は昨日終わっていたことを教えてもらう。
さぼったわけじゃないよ。めんどくせえって思ってたけどさ。

友人が写真を送ってくれた。静謐な作品だ。
こんな風景を見に行きたい。

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自己紹介

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横浜市, 神奈川県, Japan
障害者・地域支援センター作業所型ほっと館「ぷらすわん」で働いている「やまちゃん」です。