2008年10月20日月曜日

どんぐりの家


モチベーションが上がらなかったり、社会福祉従事者として初心を忘れてきてるな、なんて時に読んでいるマンガがある。「どんぐりの家」山本おさむ(小学館文庫)
全日本の福祉従事者・必読のバイブルである。

「第一回、誕生の日」は自閉症の女の子の成長と、両親の七転八倒の苦闘の日々、そしてわが子への愛に心打たれる。そして最後のページにまで行くと、喘息の発作で命の危機にいたるが、乗り越えて元気になった圭子ちゃんが、笑顔で両親に駆け寄っている。両親は圭子を受け入れ、乗り越え、抱きしめてようとしている。
「わたしのなまえは、たざきけいこ。わたしのすきなものは、おうどんとカレーライス。そしておとうさん、おかあさん!!」(酒に酔ってるときには)涙がじわっと出てくる。

「ぷらすわん」の日中活動が終わって送迎の時に、ある利用者のお母さんが「今日はだいじょうぶでしたか」と心配そうな顔で俺にたずねてきた。このマンガのお母さんみたいな心境で、娘のためにはどんな事もいとまない心境であり、とても心配なのだろうと思う。
支援者とはいえ、母親の願いには及ばないだろう。

まあ、なんだか読んでて意味がわからないと思うが、書店に今から駆け込んで購入するべし。そうしたらわかる。ベイベー



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障害者・地域支援センター作業所型ほっと館「ぷらすわん」で働いている「やまちゃん」です。