2010年1月10日日曜日

福祉職・仕事の「結果」

新年会では少しでもビールが減ると即、注ぎ足して「介助」。結果的に飲酒のピッチが早い飲み会であった。友人はその事を 「介護職が集まったから条件反射で酒を注がずにいられない(介助)ではないか?」という事である。まるで鈴がなったら唾液が出てくる「パブロフの犬」状態。
そういえば注ぎに行かないで淡々と飲んでいるのは事務職だったかもしれない。

職種により行動の癖もそうだが思考の違いもあるだろう。
福祉職で「成果」を出す必要があるときもあれば、「成果」を意識してはいけない事もある。
ご利用者の課題問題など「対人的支援」に対して「成果」を意識すると、
過剰なプレッシャーを与えかねない。そして問題が悪化しかねない。
 たとえば毎年利用者の支援目標を支援者が設定する「個別支援計画」だが
「~できるようになる」と言う記載が見受けられるが、
~ができるようになると指導訓練の結果、フラストレーションがたまって
自傷行為やパニックが増えました、なんてケースが施設で見受けられたことがある。

まあ、そこをうまくパニックのような問題行動にならないように
支援していくのが仕事の「結果」と言うことだが、人間相手に簡単にはいかない。
頭では支援の戦略を考えていながら、あえて「成果・結果」とかを意識しないように
自分で言い聞かせてるかもしれない。

しかし、ご家族からの相談については「結果」を出さなければならない。
もちろん業務は多彩多岐なので成果を出すもの、成果を意識しない支援というものの
見極めが必要になると思う。

あくまで自分自身の意見ですが。

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自己紹介

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横浜市, 神奈川県, Japan
障害者・地域支援センター作業所型ほっと館「ぷらすわん」で働いている「やまちゃん」です。